BMW R1200RT  (2015)

 

9年ぶりにRTに戻ってきました




プロフィール
メンテナンスなど
装着アクセサリー



■ プロフィール

発表会で試乗 (2014年4月)
  GSと同じと思って走り出したが、エンジンはまったりとしていた。
パニアケースは外していたが、大きなカウルと重さですり抜けはしなかった。
しかし、峠道では17インチの前輪でクイックに曲がり、楽しめる。テレレバーの効果で路面の荒れも気にならない。
結果として、エンジンのまったり感と大きなカウルで興味は薄れてしまった。

ムルティストラーダ、5年目の車検 (2015年10月)
  ムルティの車検のため、ドゥカティディーラーに届ける道すがら、「あと何年バイクに乗れるだろうか」などと考えていた。5年、出来れば10年は乗りたい。となると、5年乗ったムルティでは任が重すぎるとの結論に至った。
新型ムルティに試乗したのだが、良くはなっているもののフルパワー車と較べると大きな差は感じなかった。
そして車検更新、新型ムルティ、BMW GS、BMW RT購入の四つの選択肢で悩むことになった。

そしてRT購入を選択 (2015年11月)
  ムルティの車検更新:あと5年、ドゥカティは10年も走られないだろう。
新型ムルティ:本国と同様にフルパワーとなり、サスもすばらしいが、多くは変わらない。また、二ヶ月前に発売されたばかりで、再び不具合で辛い思いはしたくない。
BMW GS:15年モデルからRTと同じまったりエンジン特性に変わってしまった。前輪19インチの旋回性も自分には合わない。一度ガレージに収めたかったが、諦めた。
BMW RT:消去法で残った。大きなカウルと思い車体ですり抜けは出来ず、マスツーリングでは置いて行かれるかもしれない。でも、長距離では疲れないだろうし、シートヒーターで安楽運転。最後のバイクにふさわしいかもしれない。

下取り車としてドゥカティの2台(ムルティストラーダとST4)、全く乗らなかったホンダPCXの3台を提供。
ホンダやビーエムと違って、ドゥカティとの別れはいつも辛い。手を掛けて、やっと馴染んだ頃にお別れとなってしまうのだった。


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■ 気に入ったところ

メーターパネル
  速度計と回転計は白地のアナログメーターで視認性良好。TFT液晶部にはガソリン残量やギヤシフト、オドメーターなどが表示され、高コントラストで読み取りやすい。

ギヤシフトアシスタントPro
  「発進時を除き、クラッチレバーを握る必要がない」という機構。1~4速まではギクシャク感あり。4-5-6速ではややシフトが重いが、速度は一定のまま(エンジン回転数が変化)で、クラッチを握るより車体の挙動は少ない。

シートヒーター
  お尻がぽかぽかと暖かく、気持ちがよい。五段階の切り替えも良い。

ヒルスタート
  停車時に前ブレーキを強めに握るとリヤブレーキが掛かる。傾斜のある交差点などでも、両手両足が自由になるので助かる。発進時にやや強めにアクセルを空けねばならないが、とても便利。

ケースの集中ロック
  右グリップのスイッチで、両側の小物入れとパニアケース、トップケースの施錠が出来る。キーなしでもケースの開閉が出来るのはBMWの良いところだが、この機構でますます便利。 


■ 残念なところ

日本仕様はローシートを装着
  標準シートのスポンジを取り除いただけのような形状で45mm低いローシート。
クッション性が低くお尻が痛い。膝の曲げも強く、疲れてしまう。

ヘッドライトがハロゲンバルブ
  HIDやLEDライトの装着が普通となった今、なぜかハロゲンランプ。HIDの明るさが欲しかった。

オーディオ装備
  AM・FMラジオが標準装備。USBコネクタにメモリーを接続すれば、お気に入りの音楽もスピーカーから流れる。
しかし、ヘルメットを被っているとかなりの音量になり、恥ずかしい。オプション扱いにして安くして欲しかった。


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■ メンテナンスなど

初回(1,000km)点検
  2016年6月16日、1,294km :各部点検・調整とエンジンオイル、エレメント、ドライブオイルを交換。消耗品のみ負担で17,500円。純正5W-40オイルは3,672円/Lと高価だ。


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■ 装着アクセサリー

  シリンダーヘッドカバー | 標準シート | トップケース | 補助ブレーキライト
インナーバッグ | スポーツマフラー | ローダウントルクロッド
ナビゲーションシステム | 無線機 | 無線アンテナ | アンテナステー 
レーダー探知機 | ETC | インカム | ヘッドライトバルブ | バイクカバー
 

 シリンダーヘッドカバー(BMW純正品)
水平対向エンジンなので、立ちゴケなどではシリンダーヘッドを痛めてしまう。
このカバーにより、損傷は少ない。


 標準シート(BMW純正品)
日本仕様ではローシート(下の画)は装着されるため、膝の曲がりがきつい、お尻が痛い、ハンドルが高いなど、とても使えない。
45mmほど高くなるが、標準シートを装着した。
購入時に選択できないのはおかしい。


 トップケース(BMW純正品)
内容量49リットルの大きめサイズ、10kgと重い。
集中ロック、ガスアブソーバーによる開閉、インナーライト、マットなどを装備する。
オプションでストップランプの装着も可能だ。


 トップケース用補助ブレーキライト(BMW純正品)
いわゆるハイマウントブレーキライト。
バイクのテールランプは見えにくいので、四輪車が車間距離を詰めてくると怖い。視認性向上で対策。


 パニアケース用インナーバッグ(BMW純正品)
インナーバッグがあれば、蓋を開いても荷物が落ちることはない。荷物の運搬の際も軽い。
しっかりとした造りだ。


 トップケース用インナーバッグ(BMW純正品)
K1200GT用のバッグを流用。  


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 チタンスポーツマフラー(純正品)
純正品扱いのAkrapovic製マフラー。総チタンなので軽量化に期待したが、それほど変化は感じられない。
車検対応なので、バッフルは溶接止めされており、外れない。
アクセルを開けるとそれなりの音はするが、とても静かである。
 


 ローダウントルクロッド(アールズギア)
標準シートに替えたので、つま先立ちだったが、この製品の装着で15ミリ下がり、楽になった。
サイドスタンド使用時の傾きも少なくなった。


 無線機(八重洲無線)
ツーリング中も仲間との会話が出来れば、便利で楽しく、良いことばかり。
免許は必要だが、アマチュア無線が汎用性と通信距離で圧倒的に優位。
本気はバイク専用に作られた防水機。ブルートゥースにてインカムと接続。FM・AM受信機内蔵、外部入力も対応しているので、ナビとレーダー探知機も接続している。
機種は八重洲無線製FTM-10S。


 無線アンテナ(第一電波工業)
品番はSGM507。バイク用フレキシブルタイプに替えて、金属タイプとした。これで走行時のしなりも無くなって通話状態も改善されるはず。
また、ラジオ放送は聞かないので、144MHz、430MHz帯専用タイプだ。利得は5.2dBi。
他に手持ちはAZ510FM、AZ504FX、NR77AM。


 無線アンテナステー(ササキスポーツクラブ)
デザインから選択。大型トップケースとの干渉も心配なし。
ビーエムはこの種のアクセサリーが豊富で助かる。


 ナビゲーションシステム(パナソニック)
現在地を把握できるナビは旅の必需品。機種は7インチ画面のパナソニック製ゴリラ。


 ナビげーションスタンド(ササキスポーツクラブ)
ガソリンキャップ部に装着。R1150RTから4台目と13年使い続けているが、問題なし。  


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 レーダー探知機(サインハウス)
GPS搭載の二輪用。表示部とアンテナ部は防滴構造だ。サインハウスが販売するユピテル製。


 ETC
ETC装着も普通になった。グローブを脱いだり、チケットを濡れないようにしたりとバイクは大変である。キー付の小物入れに収納している。  


 インカム(サインハウス)
無線機、ケータイ、インカム通話か可能(B+COM 4X)。乗降車時のコネクタ抜き差しからは解放されたが、電源の投入・切断と夕刻の充電が必要だ。
インカムでの通話は電話のような感じで、距離は飛ばないが、通話品質は良好。


 ヘッドライトバルブ(PIAA)
バイク用耐震タイプ。色温度4100Kの白色光、消費電力55W、H7、品番はMB32。
バルブ交換は手が入りづらく、面倒。バルブ切れによる旅先での交換は無理だ。


 バイクカバー(E-Z touring)
ツーリング時に 持参するハーフタイプのバイクカバー。
これで少しは防犯に役立つとともに、朝方の露拭きから解放される。
軍用パラシュート生地を使用して耐久性は問題なし。