旅のアルバム・北海道 2006年7月 /10 page

 


バイクでは初めて7月に訪れた。




第1日目(7月14日) :自宅(北信州)~ 新潟東港
第2日目(7月15日) :小樽~美瑛~三国峠~帯広 ~然別湖
第3日目(7月16日) :然別湖 ~ 厚岸 ~ 根室 ~ 別海
第4日目(7月17日) :別海 ~ 摩周湖 ~ 美幌峠 ~ 網走
第5日目(7月18日) :網走 ~ 知床岬 ~ 羅臼
第6日目(7月19日) :中標津町周辺
第7日目(7月20日) :知床
第8日目(7月21日) :知床 ~ 日高
第9日目(7月22日) :日高 ~ 洞爺湖 ~ 苫小牧
第10日目(7月23日):新潟東港 ~ 自宅(北信州 )



 序章


1.出発は

予定は7月14日~23日である。夏休み時期をはずせるのがうれしい。過去8回の北海道ツーリングは1回の9月中旬を除き、全て夏休み時期、野営場はもちろん景勝地や道路など全てが混雑。
9月のツーリングや7月の観光旅行の時は空いていて「これが本当の北海道だろうな」と感じた。
  2.楽しみ

今回は花も楽しみで富良野のラベンダーを始めいろいろ撮りまくるつもり。後は海の幸、ホタテ、いくら、ウニ、蟹などなどいっぱい味わう 。

3.今回のギア

燃料はガソリンからガスに復帰、テントはSPの新作、タープの持参なし、シュラフは450gのモンベルとゴアのカバー。バッグ容量7分目が目標。
  4.準備

バイクはフロントタイヤとオイル交換が必要。後は忘れ物がないようにチェックリストを作ろうかな。


 第1日目 (7月14日):出発が遅れた、フェリー乗船はなんと5分前。(自宅~新潟東港、200km)


恒例の出発前の記念撮影
 
S寝台を利用
10日間の休暇取得のため帰宅が遅くなり準備(パッキング)したのは当日の朝。そんなわけで出発は8時25分と出航2時間前、乗船できるだろうか。
高速道をいつもよりハイペースで突き進む。なんとか間に合いそうと思いきや警察車両に追いついた。パトカーでなく護送車のようだが100km/hで走行しており抜くことが出来ない。暫く後ろを走るがこのままでは確実に乗船できないので、そうっと抜きに掛かるが制服警官ににらまれてしまった。その5分後になんと後方から赤灯を点滅させた車両がものすごいスピードで迫ってきた。
  すぐに走行車線に入りスピードダウン、白バイであったが彼もちょっと速度を落とし走り去った。良かった、一緒にいられたらフェリーに 間に合わない。
ナビで到着予定時間を確認しようとするがなんとフリーズしている。電源の投入を繰り返すがだめ。
高速道を降りたのが10:00、大丈夫と思ったがなんと市街地は朝の渋滞。今日は金曜、いままで土曜の出発だったのでこれは大きな誤算。すり抜けを繰り返しフェリーが見えたときは少しの安堵、乗り場到着が 出航10分前、係員から「待っているからクーポンをチケットに替えてこい。」と言われ、メットも脱がずにカウンターに走る、「えっ、今日の便ですか。」「はいっ。」



出航直後はかもめと遊ぶ
 
青空が続くことを祈る
そして甲板から大勢の人が見つめる中、乗り込む。と同時にゲートが閉まる、10:25だった。皆さん、ありがとう、ここでやっと大きなため息。
着替えて甲板でビールを飲む。ここで初めて北の大地での楽しみに思いを巡らす。この時期の客層は家族連れは少なくほとんどが団体客、おばさん独特の張り上げる声が耳障りなので寝台でガイドブックを見て過ごす。
  昼食の時間なので食堂に行くとバイキングだというのでカフェでラーメン。そしてなんと夕食もまたバイキングである。人件費の削減策だろうか。好みのメニューはなく、そして不味い。最近は食べ物の持ち込みをしていなかったが 次回からは替えよう。