旅のアルバム・北海道 2008年春 /7 page

 


春の北海道はとても暖かい日が続きました。




第1日目 (4月30日): 自宅 ~ 新潟東港 、フェリー
第2日目 (5月1日) : 小樽 ~ 美瑛 ~ 旭川 ~ 糠平
第3日目 (5月2日) : 糠平 ~ 弟子屈 ~ 北見 ~ 羅臼
第4日目 (5月3日) : 羅臼 ~ 宇登呂 ~ 中標津 ~ 鶴居
第5日目 (5月4日) : 鶴居 ~ 中標津 ~ 釧路 ~ 鶴居
第6日目 (5月5日) : 鶴居 ~ 帯広 ~ 清水 ~ 苫小牧
第7日目 (5月6日) : フェリー、新潟東港 ~ 自 宅



 序章

今年のゴールデンウィークは曜日巡りが悪く、長期休暇とならないが、再び北の大地に渡ることにした。
2ヶ月前の初日にフェリーをネット予約、往復とも一等船室(和室)だ。個室に慣れてしまうと元に戻れない。

道内4泊5日と短めなので、天候次第だが道東の屈斜路湖か鶴居で連泊するかも。暖冬だった昨年よりも静内の桜が見られるかもしれない。知床羅臼でも宿泊して美味いモノを食いたい。


さて今回の初物は
1.テント :SP製に替えて小川ステイシーⅡ、これもインナーを濡らさずに設営、撤収が可能だ。
2.ヘルメット :シューベルトC2、フリップアップによりカメラのファインダーを覗くことも飲食もできる。さらにスモークバイザーが内蔵され、替えのシールドを持参する必要が無くなった。インカム用マイク、スピーカも内蔵済み。
3.パンツ用ゴアウインドストッパー :前回は革パンツとタイツ着用でも、太ももあたりが冷たかったので準備。
4.ゴアレインスーツ :脊椎ハードプロテクタ内蔵のジャケットに替えたら、雨合羽がきつくなってしまった。また、グローブが袖の中に入らなかったので新調した。
5.望遠ズームレンズ :70-200mmF4(35mm換算110-320mm)、どんな絵が撮れるだろうか。
6.グラナイトギア圧縮袋 :100円ショップの衣類圧縮袋をこちらに変更、より手軽になるはず。


 第1日目 (4月30日) :自宅 ~ 新潟港、フェリー

今回は前日に荷造りを終えていた。左パニアにテント類、右パニアはシュラフ(中綿800g)と雨用品、シートバッグには炊事用品と着替えである。
6時40分に出発、雨の心配な無く、気温も12℃で寒くはない。最寄りのインターから高速道にのる。平日のためか交通量は少なく 走りやすい。

今年の春は早いようで、北海道では桜を見ることができるだろう。


9時30分にフェリー港着、バイクは3台だけでちょっと寂しい。四輪車を先に載せ、バイクは後部に置くようだ。 このスロープを上り乗船する。雨の時は滑りやすいので注意が必要。


部屋は一等和室、洗面台も付いている。小樽航路は定員3人で苫小牧航路のフェリーより広い。ここでゆっくりくつろぎながら北の大地に思いを巡らす。
予約が早いと陸地側の部屋を与えられ、ケータイの電波も届きやすいのだ。


10時30分、定刻に出航、ドラが鳴っていい感じ。 船体横のスクリューが回り横移動、泥が巻き上げられている。 外洋に出ると約16,000馬力×2のディーゼルエンジンはパワーを発揮。


風呂上がりにビールと共に焼酎を買ってしまった。カフェのつまみでガンガンやってしまった。

昨日までの仕事漬けの日々から抜け出す儀式でもある。

当然だが個室は他人に気を遣うことなくゆったりくつろげる。


部屋で飲み過ぎたので夕食はシンプルに。これで1,200円、レストランも空いている。 19時50分頃に新潟行きの姉妹船とすれ違い。明日はいよいよ北海道だ。