旅のアルバム・北海道 2009年 /10 page

 

通算16回目、春は3回目の北海道ツーリングです。
いきなり吹雪の洗礼だったけど、その後は良い天気。





第1日目(4月25日) : 自宅 ~ 新潟東港 、フェリー
第2日目(4月26日) : 小樽 ~ 登別温泉
第3日目(4月27日) : 登別温泉 ~ 函館
第4日目(4月28日) : 函館 ~ 洞爺湖温泉
第5日目(4月29日) : 洞爺湖温泉 ~ 手塩
第6日目(4月30日) : 手塩 ~ 稚内 ~ 滝上 ~ 糠平温泉
第7日目(5月1日)  : 糠平温泉 ~ 鶴居、中標津
第8日目(5月2日)  : 鶴居連泊、摩周湖 ~ 知床
第9日目(5月3日)  : 鶴居連泊、厚岸 ~ 浜中 ~ 根室
第10日目(5月4日): 鶴居連泊、屈斜路湖 ~ 北見
第11日目(5月5日): 鶴居 ~ 帯広 ~ 静内 ~ 苫小牧東港
第12日目(5月6日): フェリー、新潟東港 ~ 自 宅


 序章

今年は不況の影響もあり、長期の休暇となった。通算16回目、春は3回目のツーリングである。
道内10日間もあれば、ゆっくり楽しめる。美味しいモノも沢山いただくつもりだったのだが。

今回の装備は
1.テント :モノポールシェルターの予定だったが、変更して無難にオガワ、ステイシーⅡ。
2.シュラフ:中綿800gのビッグパック製。ゴアカバー、シルクシーツ、そしてハクキンカイロも 持参。
3.ウェア :クロスジャケットとレザーパンツの組み合わせ。ゴアのインナーやフリースも着用。
4.燃料  :ガスカートリッジを4缶。スノピの新ストーブとユニの新五徳、新テーブルも持参。

ツーレポ掲載にあたって
写真を確認したところ、多くがピンぼけであった。いつもは2台体制だったけど、今回はコンデジ1台。 写真の質が悪いのが残念。また、写真も多くは撮らなかった。


  第1日目 (4月25日) :自宅 ~ 新潟港、フェリー

今季は仕事が特に忙しく、睡眠時間が少ない日々が続いた。その甲斐あって、なんとか都合をつけることができた。

自宅を6時40分に出発、 曇り空だったが、出かけてまもなく雨。合羽を着て高速道にのる。 いつもはETCカード2枚を使って、通勤割引の適用を受けていたが、今回から休日割引の上限1,000円である。便利になった。

9時にフェリー港に到着、空いている。バイクは10台位、9時30分に乗船が始まった。 出航は10時30分。


バイクは後部に駐めていただいた。荷物は下ろして棚に載せるのだ。 部屋に入ったとたん、昨日までの睡眠不足が襲ってきた。売店は鍛高譚(たんたかたん)の扱いを止めたようで、十勝ワインを購入。到着まで20時間、ゆっくり休もう。


昼食はサンドウィッチだったが、夕食は船内レストラン、1,350円

道東の天気予報は雪、なんと40cmである。船も揺れていて、まっすぐ歩けない。行程は着いてから考えよう。

ケータイは圏外表示が少なくなった。もうmovaはいらないかもしれない。



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  第2日目 (4月26日) :小樽 ~ 登別温泉

小樽港に定刻の4時30分着、雨が降っているが予報は雪。ライダーは道南に向かうようだ。

画は荷造りをした様子。


下船後はいつものように鱗友朝市へ。食べたのは三色丼 、昨年よりウニが少ないぞ。店員さんも代わっていて、オーナーが直接やっているようだ。

テレビニュースを見るが、やはり道東は無理。道南に向かうことにした。


ニセコ経由で向かったが、少し標高が上がるとみぞれから雪に変わった。車両の通行が少ないため、 シャーベット状態だ。引き返すことにした。
気温は2℃、バイクは路面凍結のアラームを発している。
次は海岸沿いを進む。奇岩があったので撮影。結局、こちらも雪で進めず、最寄りのJR駅のストーブで暖をとりながら作戦を練る。


あまりの悪天候のため、画なし。

温泉施設で、とりあえず暖まろうとするが、開場は10時。しかたないので、大都会、小樽に引き返す。
雪がますますひどくなり、片手は常にシールドの雪をかき落とさねばならない。シートとグリップは熱いのだが、 クラッチレバーは氷のように冷たい。 冬用グローブが欲しいぞ。
小樽に戻ったのが9時、健康ランドも掃除中で入れない。比較的交通量がある札幌方面なら走れそうなので向かう。幸い雪も止んできた。
暖かい温泉に入り続けたい........で、脳裏に浮かんだのはドリフの歌、そして「登別温泉」。

高速道を走り、登別温泉に昼前の11時に到着。早速、案内所で宿を求めるが、ビジネスホテルのようなところしか紹介しない。「もっと、高いところでいいんだけど」(かっこいい)。


すぐに宿の風呂に入りたかったが、チェックインの2時前は割増金が必要という。よって、時間つぶしにヒグマ牧場を見学。 どれほど恐ろしいのかと思っていたが、おやつを欲しがる様は猫のよう。狭いながらも縄張りがあるようだ。


ヒグマ博物館が併設されている。 こちらは剥製。白く小さいのは生まれたばかりの子供。母親は飲まず、食わずの穴の中で、育て上げるのだ。


ヒグマ牧場からの倶多楽(クッタラ)湖。透明度は摩周湖に匹敵するという。 昼食はこれ。


宿は「はなや」、気に入った、とても良い。跪いて迎えられるのは久しぶり。客室20ほどの小さい宿だが、くつろげる良い雰囲気。
平日のため、内湯も露天風呂も貸し切り状態。初めての登別の湯は”やや濁りのある白色の湯”だ。


風呂から上がると雪が積もっているではないか。「すぐ溶けますよ。」の番頭さんが、「明日も押さえますか。」「はい、お願いします。」 ここは懐石料理なのだという。中居さんが次々と運んできては説明してくれる。


ひとつひとつの料理ついて説明があり、とても美味しくいただいた。
画はその一部である。